俺の塩!?~目標達成まであと470ネタ!~
 
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2006年3月2日を表示

皆、ごめん、俺が一番悪かった。

想い

僕は引きこもりだった。

ほとんど学校にも行かずに、寝てばっか。

学校に行っても、消えたいとしか思わなかった。

外にも出ようとせず、ずっと家の中。

朝日を見るなんてとてもじゃないけど、不可能だった。

夕日を見るのも大変だった。

だけど、僕は思う。

ここまで、僕をどん底に陥れたのは、皆だ。

僕は学校で話す時間なんてなかった。いや、与えられなかった。

「本当に僕は存在するの?」

そう思ったのも1日だけではない。

そして鬱になった。

「死んじゃいたい。」 「消えたい。」 「僕に触れないで。」

そんな気持ちばっかが、先行してしまった。

そして、皆を更に、突き放してしまった。

自分から突き放してしまった。

でも、皆は僕を見捨てなかった。

皆は、僕を暖めてくれた。精一杯暖めてくれた。

お陰で僕は、こんなに暖かそうに見える様になった。

でも、まだ暖かくない。

心にはまだ3割くらいしか届いてない。

皆の想いを分かりたい。今からでも遅くは無い。

今から僕は、一生懸命になる。

皆の心の温かさを十分、分かるために・・・

そのために僕は恋をした。

精一杯「ここにいるよ!」とアピールをした。

でも、僕はおかしくなっていた。

でも僕は、おかしいなりにも彼女に尽くしていた。

でも、彼女は僕を暖めてくれなくなった。

なんでだろう? 僕は僕なりに精一杯考えた。

でも、答えが分からない。

ここまで出てるのに、分からない。

あの時は、一緒に楽しめていたのに。

あの時は、僕を暖めてくれたのに。

そして、皆も暖めてくれなくなった。

何で急に変わってしまったのだろうか?

そして、卒業式まで残りわずかになった日。

僕は学校に行った。あの答えを見つけるために毎日行ってる。

そして、今日もいつもの教室、そして、いつもの席に座る。

座ったとき、彼女が「1週間連続登校達成、おめでとう!」と僕に言った。

僕は、分からなかった。でも、皆は微笑んでいる。

この醜い僕を見て微笑んでいる。

僕は、何かを感じた。

それは、皆の心の温かさ。

熱すぎず、ぬるすぎず、そんな調度いい温度の心が僕の心へ入っていく。

僕は、また何かを感じた。

僕の赤い頬の上を通る、一筋の魔法。

「僕は何か悪いことをしたの?」と聞いても、皆は首を横に振る。

そして、彼女は言った。

「これからは、一緒に暖め合おうね!」

今度は僕の頬に暖かく、そして、一筋よりも広い魔法に触れた。

僕は最後に感じた。

ここまで、僕を幸せの世界に陥れたのは、皆だ。

だけど、サヨナラの時間は近づいてゆく。

一筋の魔法も、それよりも広い魔法も全く効かない、時間というもの。

時間が過ぎていく。僕は、恥ずかしそうに、うつむきながら、

「時間は少ないけど、今度は僕が皆を暖める。」

皆は、微笑みながら、うなづいてくれた。

そして彼女も言った。

「あなた一人だけじゃ、暖めきれないから、私も暖めてあげる!」

僕は、拒否した。そして、言い訳をしたら皆が笑った。

こんなに幸せな事は一生ない。だから、僕はこの幸せを息子、娘、孫、ひ孫にも教えていこうと想う。

でも、皆とは別れなきゃいけない。

だから、サヨウナラ。


・・・一部ノンフィクションです。
長いですね。初挑戦の詩は。
こんなん企画もんに持ってったら、確実に落とされますね。
どんどん書いてる内に長くなっちゃって。すいません。
読まれた方、出来たら、感想をお書きください。
お願いします。
卒業式、嫌だなぁ。
皆と別れるなんて。好きな子もいるのに。



3月2日(木)14:22 | トラックバック(0) | コメント(2) | おそらくノーマル | 管理


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